淳心学院の教育改革

淳心学院の教育改革

2015/12
回顧2015

  2015年が終わろうとしています。今年は淳心にとって改革2年目の年でした。コース制を導入した改革学年はJ2に進級し、去年からの改革は継続しています。今年は新たに国際教育室を立ち上げ、グローバル化社会に対応した国際教育を検討し、具体策を提案してきました。そうした中で去年から導入しているベルリッツの利用をさらに拡充し、語学研修旅行をカナダからニュージーランドに変更しました。さらに今まで国内で実施してきた修学旅行を海外、イタリアで実施することを決定いたしました。グローバル化社会にあって高校生の時に海外を経験することは、非常に意義があると思います。またカトリック学校である淳心にとってカトリックの総本山であるバチカンを訪問することは、自らの存在基盤を確認することになりますし、ローマ、フィレンツェという歴史的、文化的に非常にに魅力のある都市を旅行することは、生徒の今後の人生にとって大きな実りをもたらすことと期待しています。

  さて、今年は戦後70年という節目の年でした。日本の明治以降の近代の歴史を振り返り、特に戦後の70年の歩みについてその意味を考える機会が与えられました。つきつめていえば戦前の日本は常に対外戦争をおこなっていたのに対し、戦後の日本は敗戦とアメリカの占領を経て平和国家として再出発し、戦争をすることなく70年を経過してきました。この歩みは国際的に誇るべきことだと思います。秋に国論を二分した安保関連法案が可決されたことによって、これまでの平和国家としての歩みが変化していくのかどうか注視していきたいと思います。

  また目を外に転じれば、今年はIS(イスラム国)による日本人人質殺害事件、イスラム過激派によるパリの出版社襲撃事件に始まり、最後にISによるパリの大規模テロ事件で終わろうとしています。ISはイスラム教の鬼子ですが、去年イラク、シリアの一部を占領して国家を宣言してから、今年に入って西欧諸国から空爆をうけても容易に勢力は衰えていないようです。パリのテロ事件では、西欧育ちのイスラム教徒の人たちが自分の育った国に戻ってテロをおこすのではないかと危惧されていたことが現実になっていしまいました。これは西欧のキリスト教社会の中で移民したイスラム教徒の統合がうまくいっていないという点に原因があると思います。しかしこれはとても大きくて難しい問題です。今回の事件でフランスのオランド大統領はフランスは戦争状態にあると発言しました。これから西欧の有志連合プラスロシア対ISの戦争状態になっていくのでしょうか。来年にかけて目の離せない展開となっていきます。

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