淳心学院の教育改革

淳心学院の教育改革

2016/09
スペイン訪問記

  8月20日(土)から29日(月)まで家内とスペインに行ってきましたので、それについて少し書かせていただきます。スペインは歴史の古いカトリック国で周囲に知り合いのスペイン人の神父やシスターもいたのに、私も家内も今まで一度も行ったことがなかったので是非行ってみたい国でした。今回訪れたのはマドリード、トレド、アビラ、バルセロナの4つの都市です。天気はずっと快晴で雲一つない天気でしたが、気温は連日30度以上でやはり暑かったです。湿気はないので空気は乾いていますが日射しはかなり強いです。朝は涼しいのですが、夜はレストランが開くのが午後8時からでそのころまで暑い状態が続きます。マドリードではまずプラド美術館に行きました。ここは絵の多さでは世界有数の美術館だと思います。イタリアのボッティチェリやラファエロ、ティツィアーノやティントレットの作品、フランドルのボスやメムリンク、ルーベンスの作品、さらにドイツのデューラーの作品などがありますがやはり中心になるのはスペインのベラスケス、エル・グレコ、ムリーリョ、ゴヤなどの作品でしょう。特に有名なベラスケスの、王女マルガリタを中心に描いた「ラス・メニーナス」(女官たち)という作品が美術館の中央の一番いい場所に展示してあって、アムステルダムの国立美術館におけるレンブラントの「夜警」に相当する位置づけなのだなと思わされました。マドリードではまた近郊のエルエスコリアル修道院に行きました。ここはスペインが最も繁栄した時代の国王フェリペ2世が建造したもので、王宮と修道院と礼拝堂があわさった広大な建物で山の近くの風光明媚な所にあり、フェリペ2世の居室は装飾は質素ですが、窓からの周囲の景色は素晴らしいものでした。地下は歴代国王の墓所となっています。マドリードからローカル列車で小1時間の所にあります。次のトレドは16世紀にマドリードが首都になるまで首都がおかれていた古都で、周囲をタホ川と城壁に囲まれた印象的な街です。街の中央にカテドラルがあり、スペインの首座司教座が置かれていてスペインカトリックの総本山と言われている教会なのでその規模と荘厳さは素晴らしい。絵もいろいろありますがエル・グレコの「聖衣剥奪」のイエスの赤い服の色は印象的です。サント・トメ教会のエル・グレコの「オルガス伯の埋葬」の絵は有名です。また「エル・グレコの家」はエル・グレコが住んでいた家を改築してアトリエに彼の「トレドの景観と地図」や「12使徒」の絵などが展示してあります。トレドではパラドールに宿泊したのですが、タホ川をはさんだ街の対岸の丘の上に位置していて街の景観が一幅の絵のように素晴らしい所でした。次のアビラはカルメル修道会を改革したアビラの聖テレジアゆかりの街です。ここではカテドラルとアビラの生家があった場所に立つサンタ・テレサ修道院、そして聖テレジアが20年間生活したといわれるエンカルナシオン修道院を訪れました。16世紀の簡素な修道院の雰囲気の中で彼女の凛とした修道生活が想像されました。最後はスペインの新幹線に3時間ほど乗ってバルセロナです。バルセロナは地中海に面したモダニズムの雰囲気のあるしゃれた街です。イスラム料理店やインド料理店もあってマドリードよりも外国人が多く住んでいる感じです。まずはゴシック地区と呼ばれる中心部に行き、カテドラル、王の広場、ピカソ美術館、サンタマリアデルマール教会をまわりました。次いでバルセロナで最も有名な観光名所であるアントニオ・ガウディが建築を始めた未完のサグラダ・ファミリア教会に行きました。一度見たら忘れないユニークな塔を8本持った教会で、聖堂の内部もすべてユニークな曲線の柱で出来ていて、ちょうど昼過ぎに訪れので祭壇の西側のステンドガラスから射し込むオレンジ色の光が素晴らしかったです。聖堂の内部は既に完成していて、前教皇ベネディクト16世によって祝別された写真がありました。外側の塔を含めた完全な完成はガウディの死後100年となる2026年になるそうです。それからガウディが手がけた家の建築であるカーサ・バトリョ邸に行きました。自然をテーマにして様々な仕掛けをもった家で、まるで小さなテーマパークのようで興味がつきません。道路に面した壁面も大変ユニークで見方によっては動物の顔のようにもみえます。バルセロナの街にはガウディが手がけたユニークな家がいくつもあるのです。さらにオペラ劇場としてのリセウ大劇場、あらゆるジャンルの音楽のための装飾や色彩が非常にきれいなカタロニア音楽堂を見学しました。最後の日はモンジュイックの丘に登り、ロマネスク教会美術とゴシック教会美術の収集が素晴らしいカタロニア美術館、1992年にオリンピックが行われたオリンピックスタジアム、さらにモンジュイック城に行きました。モンジュイック城からのバルセロナ市街と地中海の眺めは素晴らしかったです。こうして初めてのスペイン旅行は終わりました。旅行中に接したスペイン人は、人なつこいイタリア人に比べ概して生真面目な印象を受けました。しかし教会建築や美術などで随所に深い精神性を垣間見ることができました。また機会を改めて、今回行けなかった南部のアンダルシア地方を含めて是非再訪したいと思います。

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