淳心学院の教育改革

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2016/11
アメリカ大統領選挙

  11月8日におこなわれたアメリカの大統領選挙で、大方の予想に反して共和党のドナルド・トランプ氏が大統領に当選しました。民主党候補のヒラリー・クリントン氏と並んで、2人とも「嫌い」と言う人がそれぞれ50パーセント前後もいる「嫌われ者」同士の選挙戦で、内容も政策論争よりも互いの非難、中傷が多かったようで低調な選挙戦の末の結果でした。トランプ氏は共和党の主流派の政治家たちからも支持されず、多くのマスメディアからも批判される中での勝利でした。今回トランプ氏を大統領に押し上げた人たちは、グローバル化によって生活にダメージを受けている白人の中間層や労働者の人たちだといわれています。彼らがGDPの伸び率や失業率や株価など景気の指標は決して悪くないアメリカ経済のなかで、恩恵を受けているのは一部の金持ちとエスタブリッシュメントだとして、そしてクリントン氏は彼らの代表だとして、今まで政治的経験の全くないトランプ氏に現状の変革を託したということのようです。とにかく現状のアメリカの政治に不満と怒りを持つ人たちのバワーはそれだけすさまじいものだったということでしょう。トランプ氏の選挙戦での主張は「アメリカ第一主義」で具体的には保護貿易と移民に対する厳しい対応です。(特にヒスパニックとイスラム教徒に対して)彼が大統領になって実際に保護貿易的政策を実施すれば世界経済に与える影響は小さくないでしょう。ただ彼はもともと実業家ですから本当に保護貿易的政策をとるかどうかは未知数ですが、とらなかった場合は、今回彼を支持した人たちの支持を失うリスクはあります。

  日本にとってはTPPはまず駄目でしょうし、米軍の駐留経費のさらなる負担を要求されることになるでしょう。経費の負担をしなければ本当に米軍を日本から撤退させるのでしょうか。これも未知数です。とにかくこれからの彼の任期の4年間、今までの国際政治の常識にあわない決定をトランプ大統領がするかもしれないし、しないかもしれません。目が離せないでしょう。2020年の東京オリンピックまでが彼の任期です。それとイギリスのEU離脱の決定もそうでしたが先進国のなかで、グローバル化でダメージを受けている中間層の人たちの不満と怒りは相当なものなので、これを上手におさえていかないと、ナショナリズムと排外主義という危険な方向が支持されていくことが危惧されます。

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