淳心学院の教育改革

淳心学院の教育改革

2018/01
展望2018

 新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 私たち教育に携わる者の使命は、生徒の成長する力に信頼して一人一人の生徒の成長をできるかぎりサポートしていくことにあると思います。その場合、生徒の成長も大きく3つに分けて考えることができるでしょう。それは身体の成長、頭の成長、そして心の成長の3つです。そのうち私たちが主に関わるのは頭の成長、すなわち学力の問題と心の成長、すなわち人間としてのありようの2つです。学力についてはそれぞれの教科の指導が中心になります。日々の学習の積み重ねが基本になることは言うまでもありません。心の成長としての人間のありようについてもう少し具体的に考えると、それは人間としてあるべき姿を追求する姿勢と人間と関わる力、あるいは人間と関われる力の養成ということになるのではないかと思います。私は最近強く感じるのですが、社会に出てから自立した人間として生きていくためには、いろいろな人と積極的に関われる力が非常に大事なのではないかと思います。社会に出てどんな仕事に携わるにしても、人とまったく関わらない仕事はありません。そこで相手の人が何を考え、何を望んでいるかをきちんと聞き、自分の考えていることを相手の人にきちんと伝える能力、いわゆる広い意味でのコミュニケーション力はとても大事な能力になります。ただこの能力を身につけるためにはやはり訓練が必要です。おそらくいろいろな人と話しをすることが良いのだと思います。学校でもいろいろな機会に教師がそうしたことについて生徒に話しをし、またそうしたことを体験する場を設けることができればと考えています。人間としてのあるべき姿についてはやはり本校はカトリック学校ですから、神の私たち人間に対する愛への信頼と、他者との関わり特に弱い立場に置かれた人たちとの積極的な関わりということが大事になります。ともあれ頭の成長と心の成長のどちらかに偏ることなくバランスのとれた教育をこれからも追求していきたいと思っています。ご理解ご協力をお願いいたします。

 日本の社会は今年明治150年を迎えるということで、また平成の時代がまもなく終わるということで明治維新以来の日本の歴史を振り返るという動きが強くなるのではないかと思います。そのこと自体は別に悪いことではないのですが、明治以降の歴史を振り返る場合、忘れてはならないことは、明治以降の日本の歴史は「大日本帝国憲法」の下での太平洋戦争までの体制と「日本国憲法」の下での戦後の体制に大きく2分されるということです。今年は今の「日本国憲法」を変えるための国民投票が行われることになるかもしれませんが、憲法を変えるということはそれに拠って立つ国家の体制を変えるということになるわけで、そうした意味で今年は日本の歴史にとって大きな転機の年になるかもしれません。それゆえ今年の政治の動きを注意深く見ていきたいと思います。

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